ホワイトニングでは、歯がどれくらい白くなりますか？

ホワイトニングの効果の現れ方には個人差があります。施術の前後でシェードガイドと呼ばれる見本を使用しますが、一般的には、１回の施術で２～４段階程度の効果が期待できます。

ホワイトニングの効果はどれくらい続くものですか？

ホワイトニングの効果持続は、平均的に半年程度とされます。これは食生活のあり方（着色しやすい食品や飲料をどれだけ摂取するか）や、喫煙習慣の有無などによっても前後します。なるべく歯の着色に影響のない生活を心掛けると良いでしょう。また、定期検診のような感覚で、定期的にホワイトニングを実施いただければ、常に白い歯を保つことができます。

ホワイトニングをすることで、歯やお口に悪い影響はありませんか？

容量と用法を守ってお使いいただければ、健康被害を心配される必要はございません。ホワイトニングジェル剤で歯質が弱くなるというようなこともございません。インターネット通販などでは、使用期限の切れたジェル剤が販売されているケースもございますので、この点にご注意いただき、信頼できる歯科医院の元で適切な使用を心掛けてください。

市販の歯磨き粉で歯が白くなるという広告を見かけますが、ホワイトニングと同じ原理なのでしょうか？

ドラッグストアなどで販売されている「白くなる歯磨き粉」のようなものと、歯科医院で行なうホワイトニングは、その作用プロセスが全く異なります。市販の歯磨き粉で歯が白くなるとされるものは、歯の表面の着色汚れ「ステイン」を取り除くことはできますが、歯のエナメル質や象牙質に浸透した着色汚れにまで作用することはできません。一方、歯科院が提供するホワイトニングは、歯のエナメル質や象牙質に浸透し、科学的な作用で色素を漂白することができます。よって、歯を白く美しくするのであれば、歯科医院のホワイトニングが絶対的に優位だと言えます。

ホワイトニングは、差し歯に対しても効果があるのでしょうか？

差し歯は人の歯と異なった成分でできているため、差し歯をホワイトニングで白くすることはできません。差し歯を白くしたいとお考えの場合、審美補綴治療を受診してください。

ホワイトニングと歯のクリーニングとどう違うのでしょうか？

歯のクリーニングは、歯垢や歯石を専用器具で研磨し、それを除去することでお口環境の正常化を図るものです。ただし、歯石自体が着色して歯にこびりついている場合もあるため、結果的に歯が白くなったと実感できる場合もあります。これに対してホワイトニングは、歯の組織自体を科学的に漂泊するものです。確かな白さを狙うのであれば、絶対的にホワイトニングをオススメします。